2015年06月08日

【くすみ書房が「琴似に新発想の本屋を作ります」プロジェクト 本屋のない市町村のことも考える】


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札幌市西区琴似にあった書店「くすみ書房」は、ホームページによると市営地下鉄東西線の延長で琴似駅が終着駅でなくなったための「人通りの減少に堪えきれず」、2009年に厚別区大谷地の商業施設「キャポ大谷地」へと移転しました。
琴似のときは、個人的には「現代教養文庫」の棚が好きでした。

「なぜだ!?売れない文庫フェア」「中学生はこれを読め!」などで全国的にも知られたくすみ書房が、琴似に帰ってきて新しい本屋を開くと言います。年内にも開店したい意向です。
くすみ書房のホームページには「わくわくするような本屋」の内容がわんさか書かれています。

琴似本屋会議を開く、公開タウンミーディング的な会議を開くなど、「日本で初めての試みにチャレンジする本屋」を目指して、とても意欲的です。

関連記事◆【くすみ書房が破産/管財人は桶谷和人弁護士   琴似での新書店計画もご破算に】
http://sapporoken-nnews.seesaa.net/article/421763039.html

◆くすみ書房HP
http://www.kusumishobou.jp/index.html



本が売れない時代にあって、町の本屋さんは苦しい経営が続きます。

くすみ書房によると、2013年には北海道から48件の街の本屋が消えていきました。
北海道の約60の市町村には現在、本屋がないといいます。

メディアでも取り上げられている日高管内浦河町の「六畳書房」にも、くすみ書房が協力していたようです。

書店組合の一覧を見ると、札幌でも町の本屋さんは数えるほどしかなくなっているようです。(私が子どものときからお世話になった北24条の東京堂書店には頑張ってほしいものです)。

全国的にみると書店数は、2003年には1万9412店だったのが2011年には1万3603店へと3割減っています。「外商のみ」を含めた数字です。
実店舗数でみると1万3661店(2003年)が1万1206店(2011店)に減っています。(書店数は日版経営相談センター、実店舗数は日本出版インフラセンター調べ)

(了)




posted by びとう さとし at 09:06| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 札幌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【札幌市議会はすべての領収書のネット公開を   政務活動費】


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札幌市議会は1日から、2014年度に市議会議員に支出した調査研究費・広報広聴費など「政務活動費」(政活費)の使い道を示す書類を公開した。

毎年6月初めに書類が公開されるニュースは、歳時記のような「行事ネタ」になってしまっている。議会図書室で書類をめくる人物に毎年同じようなコメントを求めて新聞やテレビで報道されている。
本来求められる情報公開の視点が欠落しているきらいがある。

「第2の議員報酬」とも言われる政務活動費(旧政務調査費)は、長年ずさんな使い方が指摘されてきたが、近年は情報公開や透明性の向上が進んでいる。

札幌市議会では2007年度までは、1件当たり5万円以上の支出に限って、領収書の写しの添付が求められていたが、2008年度から「1円」のものを含めてすべての領収書の写しを添付が義務付けられた。
改革から7年が経った。次の高みに向かってもよい時期を迎えている。

札幌市議会では、政務活動費の「収支報告書」と「政務活動概要報告書」はネット上でも公開されている。
領収書については札幌市役所の15階まで足を運んで、紙で公開している情報を確認しないといけない。より高い情報公開のためには、すべての領収書のネット上での公開が必要といえる。
わざわざ市役所まで足を運ぶのは、けっこうな労力となるし、高齢者や身障者には物理的な制約が大きい。

領収書のネット公開をすでに実践している自治体議会が、道内には3つある。
函館市と登別市・福島町の3議会だ。

規模が大きい政令指定都市は、全国に20ある。残念ながら政令市では、まだ領収書のネット公開を実施している自治体はない。
大阪市が来年度からのネット上での公開を予定している(本年度04月30日以降の使用分から)。政令市では最初の例になりそうだ。

前上田市政の下、ネット社会の進展もあって、市役所や市議会は情報公開度を高めてきている。
札幌市は、政活費の領収書のネット公開についても情報公開度を高めてほしいと思う。

札幌市議会だけの話ではない。
政務活動費を支出しているすべての自治体議会に求めたいことである。



有権者(住民)の目があるということは、無理で無駄な政活費を防ぐ働きもする。

福島町議会は、月額5000円の年額でも6万円。しかし10人の議員のうち4議員は政活費を1円も使っていない。残り6議員のうち4議員は自己負担として持ち出しをしている。

政令市の政活費の金額は、都道府県議会とともに異様に高い。
札幌市議会の場合、1人あたり月額40万円。中核市である函館市議会でも1人あたり月額4万5000円と大きな開きがある。
月額40万円が適正な額なのか、検討してみる必要もあるのではないか。
また、政活費を自在に扱えるフリーハンドの「前渡し制」でいいのかという問題点も残る。


◆札幌市HP>「政務活動費」
http://www.city.sapporo.jp/gikai/html/seimukatsudouhi.html
◆函館市HP>「政務活動費」
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031300747/
◆登別市HP>「政務活動費」
http://www.noboribetsu-shigikai.jp/seimu-chousa/index_seimu-chousa.htm
◆福島町HP>「政務活動費」
http://www.gikai-fukushima-hokkaido.jp/gikai-kasseika%282%29.html#4seimu-tyousahi

(了)

posted by びとう さとし at 08:59| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 札幌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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