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【歴史に残る「8・30デー」】
きのう8月30日は、日本の歴史に残る一日となった。
東京都千代田区永田町にある国会周辺に12万人の市民が集まり、安保法制の廃案と、安倍政権の退陣を求めた抗議がなされた。
国会前に限らず、全47都道府県で、350以上の抗議活動が行われた。
朝日新聞は350以上の数字を使い、毎日新聞は「300」以上といい、北海道新聞や東京新聞は(共同通信の記事を引用してか)「200」以上といっている。
北海道新聞によると、北海道では30以上の抗議活動が行われた。
TBSテレビによると、広島県では30以上の抗議活動が行われた。
2道県だけで60以上というのだから、350では収まらない数の集会やデモ・署名活動などがあったと推測できる。
主催者が把握できないほどに、運動が広がりを見せたということではないか。
12万人とか35万人などの数字の問題ではなく、「8・30」のこの日の行動は、安倍内閣が進める「戦争法案」に少なからぬ打撃を与えた。
平和を愛する民として、日本は誇りある非戦と、世界平和への努力を惜しまないことを誓う一日であったともいえる。
◇
民主党・共産党・社民党・生活の党の4党のトップが手を取り合って、戦争法案の成立阻止を求めて吠えたのは、うれしいことだ。
野党が連帯して共闘する姿は国民に力を与えるし、国民の抗議運動は野党に力を与える。
ただ客観的な見通しは、甘くない。9月11日に参議院で採決して法案を成立させる見通しで動いてきた。
「8・30」のうねりがどこまで国会審議に影響を与えられるか。
これからも、国民の平和を強く希求する思いを形にして、戦争法案を廃案にする取り組みが続く。
(※札幌では、30日に北海道マラソンがあったため、大規模なデモは29日に開催された。)
(了)
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