UHB(北海道文化放送)は30日(土)午後1時から、ドキュメンタリー番組「いのちの重さを問う〜検察を動かした7万人署名」を放映する。55分番組。
昨年2014年7月、小樽市銭函で海水浴帰りの4人の女性が死傷する飲酒ひき逃げ事件を取り上げる。
札幌地裁は当初、「危険運転致死傷罪」ではなく、刑罰の軽い「過失運転致死傷罪」で車を運転していた男性を起訴した。この判断に異議を訴えたのが、大切な娘を失った被害者の遺族。
12時間ものあいだ飲酒を続け4人をはねた男性に対する罪状がなぜ「危険運転致死傷罪」ではなかったのか? そもそも「危険運転致死傷罪」は「被害者心情」を考慮して生まれたはずだったのでは…。
番組では検察を動かすため立ち上がった原野和則さんたち遺族やそれを支えた千葉県の井上さん夫妻、江別市の高石さんの姿を通して、飲酒運転の罪と失われた命の重さを問う。
◆UHB>番組告知「いのちの重さを問う」
http://uhb.jp/program/inochinoomosa/
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事故現場では、05月25日から延長550メートルにわたってガードレールを設置して幅1・5メートルの歩行スペースを確保する工事が始まった。
(了)