2015年06月14日

【札幌には「大通り公園」はない   校閲的考察】


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毎日新聞のネット上の記事に 「YOSAKOIソーラン:跳ぶ、跳ねる…演舞力強く 札幌」2015年06月13日 21時53分(最終更新 06月14日 09時42分)に誤りがあった。

<札幌市で開催中の第24回YOSAKOIソーラン祭り(同祭り組織委員会など主催)で13日、第1次審査を兼ねたパレードが中央区の大通り会場であった。(後略)>【高野玲央奈】(さん)

記事には、「大通り会場」とある。間違いだ。「り」は送らない。
札幌の地名は「大通」であって、「大通り」ではない。

ただ、「大通」と「大通り」の違いはややこしい。

名古屋市の久屋大通は、「り」がつかない。

一方、横浜市の日本大通りは、「り」がつく。
広島市の平和大通りも、「り」がつく。

もともとは、「大きな通り」という意味でつかわれていたのが、固有名詞化されて、「大通」「大通り」になったわけだ。
揺らぎはあるものの、札幌の場合だと、「大通」に統一されている。

しかし、札幌でも「大通り公園」と記述する無頓着な市議がいたり、医療関係などの固有名詞には「大通り〇〇」というのもあるのも事実。

地名は、知的所有権としての価値が高いものだから、厳密に記述するに越したことはないと思う。

たとえば、ひらがなにすると「こいのまちさっぽろ」という石原裕次郎さんが歌った往年(1972年)の名曲がある。
「恋の街」なのか「恋の町」「恋のマチ」なのか、「札幌」「サッポロ」「SAPPORO」なのかは、大きな意味を持つ。

私の住む小樽には、「小樽のひとよ」というご当地ソングがあるが、「小樽の人よ」や「小樽の女よ」では、ダメだと思う。

地名にしろ、楽曲の題名にしろ、原典に忠実であることは大切で必要なことだ。

◆ユーチューブ>「恋の町札幌」
https://www.youtube.com/watch?v=yojEE4dJvkI

(了)



posted by びとう さとし at 21:55| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集中記/校閲的考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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